フラクトオリゴ糖 8つの機能性

2つの保健の用途で Wトクホ!

お腹の調子を整えるとともに、ミネラルの吸収を促進するよ!

お腹の調子を整える

腸内ビフィズス菌の増加

年齢、食事、体調やストレスなどにより変化しやすい「腸内菌叢(きんそう)=腸内フローラ」のバランスを改善します。ビフィズス菌などの善玉菌を優勢に保つことができます(プレバイオティクス効果)。

日高ら, 理研腸内フローラシンポジウム4 腸内フローラと食物因子, 39-67(1984)

整腸機能

「便通・便性状(便秘や下痢)」を改善し、お腹の調子を整える働きがあります。さらに、腸内で発生する有害産物の生成抑制や腸内浄化作用を有します。

瀬野ら, 健康・栄養食品研究, 6, 1-12(2003)
Oku and Nakamura, Food & Nutrition Journal, FDNJ-128(2017)

ミネラルの吸収促進

ビフィズス菌が増殖すると短鎖脂肪酸が生成されるため、大腸内のpHが低下します。その結果ミネラルの溶解性が高まり、粘膜細胞を通過しやすくなり、細胞への吸収が促進されます。さらに、カルシウム(Ca)を運ぶタンパク質(CaBD9K)を増やすことにより、血中への吸収が促進されます。カルシウム(Ca)、マグネシウム(Mg)は血液に入って骨などの材料となります。

ミネラルの吸収促進イメージ

太田, 日本栄養・食糧学会誌, 52,387-395(1999)

虫歯の原因にならない

ミュータンス菌のえさになりにくく、不溶性グルカンをほとんど生成しないので、虫歯の原因となりにくい“難う蝕性糖質”といえます。

平澤, 第2回ネオシュガー研究会報告,p.21-28, ネオシュガー研究会,東京(1984)

免疫の改善

腸管免疫調節マーカー遺伝子の発現を亢進します。腸内の免疫力が高まると報告されています。

Fukasawa et al., Journal of Agricultural and Food Chemistry,55,3174-3179(2007)

低カロリー(難消化性)

ヒトの消化管では消化・吸収されずに大腸まで到達します。エネルギーになりにくいのでカロリー摂取制限に役立ちます。

Hosoya et al., Journal of Clinical Biochemistry and Nutrition, 5, 67-74(1988)
Molis et al., Am J Clin Nutr, 64, 324-328(1996)

血糖値を上げない

分解されずに大腸まで到達するため、摂取後も血糖値はほとんど上昇せず、インスリン分泌への影響も認められません。

山田ら, Dibgestion & Absorption ,13,88-91(1990)

便臭の改善

便中腐敗物質の生成が抑制され、便臭が軽減されると報告されています。便臭で困ることが少なくなると期待されています。

Hidaka et al., Bifidobacteria Microflora ,5,37-50(1986)
徳永ら,ビフィズス, 6, 143-150(1993)

脂質代謝の改善

脂質代謝改善マーカー遺伝子の発現を亢進します。血中コレステロール値が低下すると報告されています。

Hidaka et al., Bifidobacteria Microflora ,10,65-79(1991)

フラクトオリゴ糖

摂取目安量:1g / 日

腸内フローラを改善

徳永ら, ビフィズス, 6, 143-150 (1993)

摂取目安量:3g / 日

お腹の調子を整える ミネラルの吸収促進

  • バナナ:含有量 0.3%/1本100gとしたとき
  • トマト:含有量 0.15%/1個150gとしたとき
  • ごぼう:含有量 3.6%/1本150gとしたとき
  • タマネギ:含有量 0.23%/1個200gとしたとき
  • ニンニク:含有量 0.6%/1玉40gとしたとき

Judith et al., Food Technology;
A PUBLICATION OF THE INSTITUTE OF
FOOD TECHNOLOGIST, 85-89 (January 1994)

安全摂取量:フラクトオリゴ糖は難消化性の糖質で、一度に大量に摂取すると一過性でおなかがゆるくなる可能性があります。
下痢に対する最大無作用量は、体重1㎏あたり男性0.3g、女性0.4gです。
秦ら,Geriatric Medicine,23,817-828(1985)

フラクトオリゴ糖の化学構造式

特定保健用食品の表示許可を得るためには、最終商品での臨床試験等の実施と消費者庁への申請が必要です。メイオリゴは、特定保健用食品(規格基準型)で定められた関与成分規格のフラクトオリゴ糖(2)に適合する素材です。フラクトオリゴ糖として1日当り3~8g摂取できる食品は、特定保健用食品(規格基準型)として、消費者庁の表示許可を受けることにより「フラクトオリゴ糖が含まれておりビフィズス菌を増やして腸内の環境を良好に保つので、おなかの調子を整えます」との表示が可能となります。詳しい内容または手続きにつきましては、お気軽にご相談ください。