BN菌の3大機能有機物の分解油脂乳化悪臭抑制
により、主に以下のような効果が期待できます。
① 調理場・厨房 | 排水管・排水溝の詰まりや汚れ付着の改善、悪臭抑制 グリーストラップのスカム汚れの改善、悪臭抑制 フロア床のヌメリ改善、防止 ![]() ![]() 表面上の即効的洗浄ではなく、 |
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② 浄化槽・排水処理 | オイルボール・産廃・汚泥の減少、発生抑制 水質浄化(ノルマルヘキサン値やBOD値、SSなど) 悪臭抑制 |
③ トイレ | 尿石や黄ばみの抑制、悪臭抑制 |
④ 畜産農場 | 糞尿タンクや畜舎の悪臭抑制 水質浄化(ノルマルヘキサン値やBOD値、SSなど) |
⑤ 生ごみ・産廃処理場 | 悪臭抑制、生ごみ分解促進 |
グリーストラップは、排水中の油脂を補集するための設備ですが、スカム汚れや悪臭が発生しやすく、排水管閉塞、虫発生の原因にもなります。
BN菌の作用により、そのような症状は改善されると共に予防にも繋がります。
清掃の負担軽減や従業員の不快感軽減、更には、バキュームなどによる回収コスト削減も期待できます。
レストランでの事例
ビーエヌクリーン®使用前
ビーエヌクリーン®継続使用2週間後
ビーエヌクリーン®継続使用4週間後
※ ビーエヌクリーン®液剤200mLをバケツ1杯分のぬるま湯(5L程度)で希釈・溶いて、シンクから流し込む。
これを毎日の営業後の清掃終わりに実施。(グリーストラップの容量は約200L)
特に油をよく使用する厨房では、排水管・排水溝は汚れが溜まりやすく、詰まりや悪臭、虫発生の原因にもなります。
排水管内は、通常、自力で清掃することが難しいですが、ビーエヌクリーン®は希釈液をシンクから流し込むだけで、
普段掃除のしにくい奥までBN菌が行き届き、簡単に掃除ができ、予防にもつながります。
スーパーの厨房排水管を用いた自社試験結果
ビーエヌクリーン®使用前
ビーエヌクリーン®
継続使用4日後
同10日後
同14日後
※ 試験条件
60Lの水槽に人工排水を入れ25℃に維持。
内径12㎝の輪切り排水管を入れ、エアレーションを実施しつつ、ビーエヌクリーン®液剤を100mL/日投入。日々水を入れ替える。
(参照)ビーエヌクリーン®未投入対象物
試験前
14日後
食品工場や商業施設などにおける一般的な排水処理は、一次処理の加圧浮上分離と二次処理の好気性微生物による活性汚泥法が用いられています。
これらフローにおいて、BN菌は排水処理槽内に生息する微生物群の働きを補助します。排水処理の前段階での使用により、BN菌自身がその機能によって排水処理能力を発揮するとともに、次工程の反応槽中の微生物の活性化を促します。
その結果として水質浄化、汚泥の減少・凝集剤使用や汚泥回収といったコストの削減も期待できます。
<事例1> ビル厨房排水における発生汚泥の減少、他処理剤・凝集剤のコスト削減
ノルマルヘキサン (mg/L) |
排水量 (m3/日) |
PAC (kg/月) |
凝集剤A (㎏/月) |
凝集剤B (㎏/月) |
ビーエヌクリーン (㎏/月) |
脱水ケーキ (t/月) |
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BN使用前 | 100~150 | 350 | 約5,000 | 40 | 20 | - | 8~14 |
BN使用 (6ケ月後) |
100~150 | 350 | 0 | - | - | 100 | 0 |
⇒ビーエヌクリーン®継続使用により、PACと凝集剤A・B不使用でも水質を維持しつつ、
かつ、脱水ケーキの発生を減らす事ができた。
<事例2> 食品工場における水質改善
※ 約400t/日の排水量。4週目以降からビーエヌクリーン®を継続使用。
⇒ ビーエヌクリーン®継続使用後、排水フロー上流の調整槽では水質が悪化しても、
最終の放流水ではBN菌の作用により水質が安定・値低下傾向になった。
一定の滞留時間が保てていて、曝気・エアレーションが施されている槽内においては、BN菌が3大機能を発揮し、水中に浮遊した、あるいは、壁面に付着した汚れを剥離除去・分解減少させ、悪臭を抑えます。また、オイルボールなどの発生した汚泥を減少させることにより、それらの回収コストの削減も期待できます。
トイレの悪臭発生源は、便器やタイルなどの表面上よりも、便器の裏側や淵、排水管の奥といった普段掃除が行き届きにくい箇所に残存付着する尿石や黄ばみなどであることが多いです。日常の清掃では難しい箇所でも、ビーエヌクリーン®を流し込むことによって、手の届かない箇所にもBN菌が作用します。
酸性洗剤のように、尿石や黄ばみを即効的に剥がし落とす効果はありませんが、それらをほぐし、剥がれやすくする、また、付きにくくする予防効果があり、悪臭の抑制、清掃負担の軽減にもつながります。
排水処理槽のように、一定の滞留時間が保てていて、曝気・エアレーションが施されている糞尿タンクにおいては、BN菌が3大機能を発揮し、水質の浄化やし尿・汚物から発生する悪臭の抑制に繋がります。
また、畜舎においても、悪臭の発生源が排水管・側溝・すのこ下など、BN菌が定着し、効果を発揮できるような場所であれば、糞尿タンクと同様の効果が期待できます。
生ごみ処理機にBN菌を継続添加する事は、生ごみ分解のための一定の菌数確保と悪臭を発する微生物の発育抑制と、悪臭を発生させない微生物の発育を促します。これらは、BN菌の働きにより媒体と生ごみの固化を防ぐことにより、媒体中に空気が行き渡り、好気性微生物が活性化することで、増殖が促されるため生じます。
ある程度攪拌状態が続き滞留時間が保てる生ごみ処理機内では、特にこの効果が発揮されますが、生ごみ処理(集積)所においても、BN菌にとっての好条件環境が整っていれば、同様の効果が期待できます。
生ごみを対象とした悪臭発生の抑制検証(自社試験結果)
生ごみ(肉、野菜クズ、ご飯、麺)40gを入れた三角コーナーに、粉剤※10gを添加。
1日4回、35℃のぬるま湯5Lを流す。
ガス検知管で臭気を測定。
※粉剤(旧商品)10gは、粉剤HQ5gに相当します。
腐敗臭の代表である「硫化水素」
「メルカプタン」の発生を抑えます。
化学品との違い
他の微生物製剤との違い