品質保証

食の安全・安心を守り続けるために

In order to protect the safety and security of food

当社は、全従業員が使命感をもって品質保証に取り組んでいます。専門の「品質保証部」設置においては、明治グループの品質方針にのっとりながら、独自の体制を確立しました。

品質チェック体制

「品質保証部」がサポート

「品質保証部」が日々、全従業員が主体的に品質保証活動を推進できる体制づくりを進めています。仕入品や製造委託品における品質保証業務のサポート、品質保証会議の運営も担当。重要な職務としては、国内外の仕入先への定期的なインスペクション(視察・指導)と、お客様からご指摘を頂いた場合の迅速な対応が挙げられます。

ご指摘を頂いた際は、仕入先の拠点を訪ねてその原因や課題を探り、対策を具体的に示して改善し、再発防止に努めます。
その後も検証を続け、仕入先とは営業担当者も交えた連絡・共有を密に行っています。

品質チェック 砂糖事業 糖化穀粉事業 機能性素材事業 食材事業

営業との連携

営業との連携を重視

定期的に実施するインスペクションは、営業担当者や事業部の社員とともに訪問することもあります。何より情報共有には力を注ぎ、必ず半年に1回は各支店を訪問し、品質保証部の取り組みやお客様からのご指摘の事例、インスペクションの内容を全社で共有しています。また、食品に関する法律的な専門知識や情報も営業担当者に伝達します。しっかりした知識をもつ営業担当者が対応することでお客様にご安心いただき、よりスムーズなやり取りを目指します。

品質保証部、全社に浸透させる仕組み

全社に浸透させる仕組みづくり

食の安全に対する認識が世界的に高まり、お客様が安心できる信頼感獲得のために企業としてどう取り組むかが強く問われています。当社も“安全・安心”を掲げる企業として、仕入先や製造委託先に対し、品質保証部を中心とした活動を今まで以上に強化する必要性を認識しています。特に海外の仕入先に関しては、コミュニケーションを密にし、企業間の信頼関係を構築することが重要です。当社の“品質保証”への思い、なぜ重要かを伝え、きめ細かな対策を実施しています。
当社は、明治グループとして信頼してくださるお客様との関係が長年にわたって続いています。品質保証部は、その信頼関係を支える部門です。
品質保証活動を全社に浸透させるための取り組みの一つが、品質保証会議です。現在、社内では「品質保証委員会」と「品質連絡会」を実施しています。

〈品質保証委員会〉

砂糖事業・糖化穀粉事業・食材事業・機能性素材事業の4事業と関連部署の代表者、品質保証部とで構成しています。インスペクションの結果、改善報告、お客様のご指摘についての報告や進捗管理を中心議題に、品質保証に関するさまざまな情報の伝達・共有を行っています。

〈品質連絡会〉

全国各支店の営業担当者と、品質保証部で構成する連絡会です。食品に関する法律の知識や品質についての新情報を営業担当者に伝達し、お客様からの問い合わせやご質問にも迅速・丁寧に対応できるよう努めています。

上記の会議に加え、品質保証に関する様々な会議や勉強会を定期的に開催しています。これらの仕組みが、全社に品質保証の重要性と向上への努力を浸透させる一助になっているのです。さらに社外においては、当社を含めた“明治グループとしての品質保証 ”に関する会議が催され、明治グループ全体における積極的な取り組みを継続しています。